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倉庫2
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あり…す…?
本当に…母さん達が暗殺に…関わっていたのか…?
あの人達が暗殺…?嘘だろ…?
「これで分かっただろ?お前の両親は俺の支配下にあったにも関わらず俺の命令を無視した。だからQueenを送った。」
黒川が嘲笑気味に言う。
まだ情報屋と黒川が何か言っていたが俺はそれどころじゃなく何も内容が入ってこなかった。
何分か何十分か、もしかしたら何時間か。いつの間にか外は山奥だった。
「ついたぞ。降りろ」
黒川に言われやっと今の状況を思い出した。
俺…今から…仇に会いにいくんだよな…
でも…Queenは仇…なのか…?
だって母さん達が暗殺に関わっていたのは事実でQueenは命令でやっただけでだとすると本当の仇は黒川なのか?でもそれも母さん達が裏切ったからで……
あ"ぁ"!!もうどうすればいいの…?
…今は目の前のことに集中しないと。
地面を見つめていた顔を上に上げた。
すると目に入るボロい倉庫。
目の前の…ボロい倉庫…
「……これ…なに…?」
「三番隊の倉庫。」
当然のように情報屋が答えた。
…さっきの倉庫と真逆なんだけど。。。
スタスタとまた歩いていく黒川の後ろを情報屋と共について行く。
「……ここからは気をつけた方がいいよ」
「……え?」
急に情報屋が声を潜めて言った。
どういうこと?
その瞬間俺の目の前にナイフが降ってきた。
___________ん?
ナイフが降ってきた…?
「う、わぁ!!?」
「…きたか。。。おい隠れるぞ」
情報屋に連れられて壁の出っ張り部分に身を隠す。
「…なんなの!?何あのナイフ!?」
「今から争いばっかだから怪我したくなかったら隠れとくことだね。」
通路に黒川だけが残っている。
目の前にナイフが突き刺さっているくせに唇に弧を描いている。
…こいつ…今の状況わかってんのか…?
「おい、あいつは隠れないで大丈夫なのか?」
「あぁ。黒川様はいいんだよ。楽しんでるから。」
確かに楽しそう…?
ニヤニヤと意地悪く笑ってる。
こいつ…頭大丈夫か…?
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