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何も
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少しして目が慣れた時その部屋の光景を見て思ったのは「どういうこと?」。
「ぁっ…んんっ…はっ…!!」
「ほらほらもっと腰振れよ!!」
「あぁっ…!!いくっ…!いっちゃ…!!!」
「なにトんでんだよ!さっさと起きろ!」
4人の少年が何人ものおっさんに犯されている…
…え、なんなのこれ…
「おい!!放せよ!!っはなせ!!」
呆然と立ちつくす俺の隣ではギャーギャーとあいつが暴れていた。
それをQueenとprincessが押さえている。
周りをよくみると壁や天井は全てガラス張りで仮面をつけたおっさん、おばさんが何やらニヤニヤしながらこっちを見ていた。
…なに…が起こってんの…?
「…Queen…?princess…?これは……?」
口を開いたのはQueenだった。
「…Partyです。売買式紹介乱交Party。ここでは有栖の殺し屋を買いたいというお客様に要らなくなった役立たずを紹介する場なのです。」
「…ぇ、…そ、それがなんでっこんな…セックス…なんだよ…!!」
「有栖の暗殺者は殺しの腕は全員完璧。大体の常識と1通りの家事は出来ます。あとは夜の営みが出来るかどうかだけなのです。」
…はぁ…?何言ってんの…こいつら……
「…っだったら!!俺もこいつらと同じようにPartyに出させろよ!!連帯責任制度だろ!?」
あ、そういえば情報屋がそんなこと言ってたな…
五人一組の連帯責任制度…
今犯されている子達とこいつ合わせたら丁度五人…。
「貴方にはもうご主人様がいるでしょう?ご主人様が有栖に滞在することを許して下さっているから貴方はこの班にいれたんですよ?勘違いなさらないように。」
…ご主人様。。。
まぁ、よく見たらこいつイケメンだもんな。。。
「っじゃあ!!なんでこいつはPartyに参加してないんだよ!!元はと言えばこいつのせいだろ!!?」
「はっ…俺!?」
何急に!?俺が…何か…まぁしたけど…だからといって何の関係が…!?
「この子はまだ仕込んでないので売りにだせないんですよ。」
「…俺はお前を一生恨み続けるからな!!…月影藍!!」
「…なんで俺とお前達の班が関係あるんだよ…!!」
目が覚めたらコンクリの部屋にいて急にお前のせいだとかいわれてっ…なんも理解できないんだが…!?
そう言うとこいつは4組のうちの一つを指さした。
「…あいつの顔を見てもそう言えんのか。」
その指の先を辿っていくと口と手で3人の相手をしながら騎乗位で突かれている少年がいた。
「……あの子がどうかし…!?…はっ、あけ、び…?緋陽なのか!?どうして…こんな所に…?」
「お前がリーダーの仕事を邪魔したから…!!お前がリーダーに依存するから…!!」
俺のせいで緋陽が…?
その前に緋陽は暗殺者だった…?
なら、俺を監視していたのは緋陽…?
俺が緋陽に依存したから…?
俺がこの子達を…?
「…ち、ちがう!!俺はそんなことっ…知らな、!!俺のせいなんかじゃ…ないっ!!」
俺が何したって言うんだよ…
俺は悪くない…
だって俺は何もしていないだろ…?
友達と仲良くなって何がいけないんだよ…
そうだ俺は何も…何も…悪くない…
だって俺は何も知らな___
「本気で言ってんのか。」
今まで黙っていたprincessが低い声で言った。
「…なんだよ…じゃあどうすればいいんだよ…!?俺が何したんだよ!!ただ、緋陽と友達になっただけだろ…?俺はずっと1人でいれば良かったって言うのかよ!?むしろ話しかけてきたのは緋陽じゃん!!なんで俺のせいになるんだよ!!初めから緋陽のことをガン無視すれば良かったのかよぉ…!!!?」
一気にまくし立てたせいで息が上がる。
何故か涙が止まらない。
「……何もしていないだろ。」
「…そうだよ?…言ってんじゃん…何も悪いことなんか…」
「違う。何も努力もしていないだろ。」
努力…?
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