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悠司 side
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父は俺をおいて亡くなった
母は俺を産んだあと姿を消した
親戚も俺を毛嫌いする
…居場所はどこにもなかった
そんな時、俺を引き取ってくれたのが、父の親友の西園寺孝宏さんだ
俺のことを養子にしてくれたのだ
優しい義父と幼馴染だった4歳下の可愛い義弟
それにたくさんの使用人の方
俺に家族ができたのだ
家族を失った俺には本当に嬉しかった
当時の俺は9歳だった
義弟になった洸はとても可愛い、嬉しそうに俺の後をついてくる
きっと洸も俺と兄弟になれて嬉しんだ…俺と同じ気持ち…
いつも笑顔で誰にでも優しい洸…
幼い頃から仲良かったから家族になれて嬉しい。
洸といる時間が一番好きだ
俺にとって洸はかけがえのない存在だった
これからやっと幸せになれるんだと思っていた…。
孝宏さんはとても優しかった
俺になんでも買ってくれたし、話も聞いてくれる
…だけど洸には優しくないように見えた
いつも洸を見るたびに機嫌を悪くする
俺は少しだけ優越感を感じた
…俺の方が愛されて、必要とされている
もしかしたら俺は何でも持っている洸のことが妬ましかったのかもしれない
…俺って本当に醜い奴だ
だからみんなに嫌われるんだ…
…だけど幸せな時間はすぐに去った
きっと天罰が下ったのだ…
一緒に暮らしてから3年が経って、俺は中学生になっていた
「孝宏さんは俺の本当のお父さんみたいだ…父さんも母さんも俺のこと愛していなかった…。孝宏さんが本当のお父さんだったら良かったのに…」
目配せながら微笑む
「そんな風に言ってもらえて嬉しいよ悠司くん。私のこと本当の父と思っていいよ…
……君は本当に脩司に似ているな…顔も性格も…。」
孝宏さんは嬉しそうに微笑む
最後の方はよく聞き取れないくらいボソッとつぶやいた
「ありがとうございます!
……あの…孝宏さんには本当のこと言います…」
俺は顔を伏せて涙目で話す
今でも死んだ時の父の顔を思い出す
青白く冷たく硬くなった肌
血だらけの床
父のあの姿が夢でも出てくる
とても怖かった…。
「…え…?」
孝宏さんは目を見開いて驚いていた
「…朝起きたら父さんは血まみれで肌は冷たかった…隣には果物ナイフが転がっていました。
そして手には大切な人から貰った腕時計を大事に握りしめてました。
きっと母からの贈り物だったんだと思います。今は俺が保管しています。父は母のこと好きだったから離婚したのが悲しくて自殺なんかしたのかもしれません…。」
俺はつい余計なことを話してしまった
一回話し出したら止まらなかった
誰かに聞いて欲しかった
「………そうか…やっぱり…あの女のせいかっ…あの女のせいでっ!」
孝宏はボソッとつぶやいた
さっきまでの優しい雰囲気は無くなっていた
空気が固まったような気がした
「…え、どうしたの孝宏さん?」
俺は心配して覗き込む
…それから孝宏さんが豹変したのだった
今まで見てきた彼の姿はなく、あの優しい孝宏さんはまるで別人のようだった
俺の方を向いた時の顔は恐ろしい形相をしていた
怖かった…
急に無言で腕を強く掴まれる
掴まれたところに痣ができるのではないかっというほど痛かった
無理やり孝宏さんの部屋へと連れて来られる
部屋に入ると扉の鍵をかけられた
鍵をかけた後、俺をベットの上に押し倒して馬乗りになる状態で怒鳴り散らしてきた
「この裏切り者!」
鬼のような形相をしている。
そして動けないようにするために、俺の手首と足首をベットに縛られる
「っ何をするのですか⁉︎やめてください…痛いですっ孝宏さんっ‼︎」
何のことだかさっぱりわからない
この時の俺は何か失態をしてしまったのかと思っていた
逃げようとするが身体をがっちりと押さえつけられて動けない
「お前は俺を裏切った…どうして俺の前から消えたっ、どうしてあの女と結婚した!答えろ脩司‼︎」
孝宏さんは目が血走るくらい荒れていた
殴ったりはされなかったが、
あんなに優しい目をしていた孝宏さんから恐ろしい形相で睨まれて心が痛かった…
「っ!違います、俺は父さんではありません!俺は息子の柊悠司です…」
否定するが孝宏さんには俺の声は届いていなかった
俺のことを父の脩司と重ねて見ていた
俺を見てない、俺の声は届かない
…この時はただ悲しかった…
「俺はお前のことを大事に思ってたのにお前は俺を裏切った!許さない…絶対に許さないっ!」
そのあと何が起きたのかわからなかった
無理やり服を脱がされ裸にされる
そして至るところを舐め回される
初めに乳首を舐められて俺は自分の胸に乳首があったことに気づく
舐めてはかじられの繰り返しで赤く腫れ上がっていた
俺はされるがままだった
身体が疼く
股間が反応してくる
あちこちじんじん張って痛かった
「っっ…んっ…いっ…や、や…めてっ」
声を押し殺そうとしても出てしまう
乳首を弄られるのと同時に勃ってきた俺のも扱かれる
そして唇も貪るように奪われた
息つく暇もなく激しい接吻をされ苦しかった
俺は早くも果ててしまった
…だけど孝宏さんはやめなかった
部屋にはいやらしい水音が響くだけだった
「っ‼︎」
今度はお尻に違和感を感じる
細長い何かを俺の中で器用にグリグリと動かす
それは正体は指だった
排泄するところに指を入れるなんてありえないと俺は目を見開いて驚く
「っ!痛いっ!何でそんなところに入れるんですか⁉︎汚いですよ!
もうやめ…てっ…うっ気持ち悪い……っ…許してくだい…」
…お尻を突き出すような恥ずかしい態勢にされ男として屈辱だった。
この行為はまるでAVで見た女にするのと同じだ
俺は涙が出ていた
痛いのもあるけど何より孝宏さんに裏切らた感じがした
気づくと指が3本くらいは入っていた
俺の中に異物があるのを感じる
気持ち悪かった…
すると熱をもった硬い棒がさっきまで指を入れていた穴に当たる
「っ!孝宏さん…何してるんですか⁉︎何でそんな風に…」
俺はギョッとした
この時の俺はおとといくらいに初めて夢精し、精通したばかりだった
孝宏さんの股の間にあるいきり勃ったものは俺のとは比べものにならないくらい大きくて太かったし、白濁した汁がポタポタと溢れ出てきていた
「俺はずっとお前を犯したくて犯したくてたまらなかった…もう隣にいるだけで俺のは反応した…毎晩毎晩お前の事を思いながらオナニーをしたし、違う奴とセックスしていてもお前の事を思ってた…」
いきり勃ったそれを今すぐにでもおれの中に入れたそうにしている
息が荒かった
あんなデカくて太いのが入ったらひとたまりもない…
トイレするのも大変になるだろう
…恐怖でしかなかった
「たっ孝宏さん…おっ俺は悠司!悠司だよっ!俺は父さんじゃない…」
必死に説得してみる
だけど俺の声はやっぱり届かない…
「脩司…お前を愛してる…脩司!ずっとお前のこと好きだった!俺を許してくれ…もう我慢ができないっ!」
そういうと俺の中に突っ込んでくる
激痛が走った
「っっ‼︎いっ!」
痛くて涙が出た
「脩司…脩司…愛してる脩司!」
「やめっあっ!んっ…っあぁっ…‼︎」
何度も何度もつかれ、中だしもされて
段々とその形にも慣らされて
痛いのに気持ちいいとさえ感じるようになってきて
きっと俺はおかしくなっているんだ……
…孝宏さんの愛を感じる
これは孝宏さんに愛されている行為
俺は嫌われてない…
俺は心の中で自分に言い聞かせた
……しばらくしてやっと行為が終わった
何時間経っただろうか…
終わった後に孝宏さんは優しく接してきた
「ごめん…私はお前になんてひどい事を…許してくれ…」
いつもの話孝宏さんだった
「…いいえ…大丈夫です…」
俺は掠れた声で返事をする
…というかこう言うしかなかった
いつもの優しい目で俺を見ている
いつもの優しい手で俺を撫でてくれる
もうそれだけで何もかも許してしまう…
…身体は異常なほどに疲れ果てていた
ベットから動けなかった
動こうとするとあちこち痛くて立ち上がることすらできなかった
…どうしよう…早く自分の部屋に戻りたい…
もう頭も混乱していて…
頭痛までしてきた
まだ手足の縄も解かれていない
縄が擦れて皮が剥けている
「あの…孝宏さん…」
遠慮がちに話かけてみる
「どうした?」
優しい笑顔で心配そうに見つめてくる
「あっあの…トイレに…」
俺は早くこの場を去りたいがために嘘をついた
「あぁ、気がつかなくてすまない…」
そう言うとなぜか俺の股間の方に顔をやりむき出しに担ってるん彼処を口で加えられた
「っ!ちょっ、孝宏さん⁉︎何をしてるんですか‼︎」
目を見開いて驚いた
恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じる
「大丈夫…出していいよ、飲んであげるから」
咥えたまま話す
振動してくすぐったかった
「汚いですよっ!やめてください…お願いだからこれ以上…俺を…んっ!あっ!」
…俺を壊さないでっ
そう言いかけたがフェラされ、快感に酔いしれて言葉にならなかった
解放される頃にはもう朝になっていた
俺の部屋に抱っこされて連れて行かれベットの上にと寝かせられる
「今日は学校休みなさい…私が連絡とってあげるから…」
そう言うとおでこに優しくキスされる
この時もう1人ではトイレにも行けない状態だった
疲れてその場から動きたくない
少しすると
♪コンコン
ドアをノックする音が聞こえる
「ゆうちゃん?朝だよ…まだ寝てるの?お寝坊さんだね」
幼い優しい声が聞こえる
クスクス笑い声がする
「洸?…ごめん…今日は学校休むから一緒には行けない…」
扉の方を見ると幼く小さい洸が立っていた
「どうしたの?具合悪いの…ゆうちゃん」
心配にてくてくと近寄ってくる
「ちょっと…風邪ひいたみたい」
俺は仰向けになり顔だけを相手の方に向け話す
体を動かすだけでしんどい…
「元気になるおまじないしてあげようか?いつも僕が元気ない時みんながしてくれるんだよ」
満面の笑みで微笑む、とても可愛い洸
この笑顔にいつも助けられている
「あぁ…お願いしようかな…」
疲れてまだ眠たい
そして眠気に負け目を閉じたその時
口に生暖かい感触を感じる
キスをしてきたのだ
「っ‼︎何すんだよっ!」
俺は声を荒げれてしまう
いきなりのことで驚いてしまった
洸もびっくりして目を少し涙目になっていた
「…っごめんなさい…!
…元気になるよってみんながしてくれるから…ごめんなさい…」
洸はビクビクしながら謝ってくる
「誰だよそんなこと教えたの!もう二度と俺にするなっ!」
俺は昨日のこともあったせいか気が荒立っていた
洸に八つ当たりをしてしまう
「ごめんなさいっ!…僕お部屋に戻るね…」
洸は急ぎ足で部屋からいなくなろうとする
目からは涙が出ていた
ハッ
「ごっごめん怒鳴ったりして!洸ごめんよ!」
ふと正気に戻った俺は小さい洸の体を抱きとめて謝る
「…ゆうちゃん…ごめんなさい。怒ってない?僕が悪い子だから…」
洸は泣きながら弱々しく聞いてくる
「お前のせいじゃあないよ…ごめんね
でも…あんなこと好きな人以外にしちゃダメだからね…」
誰がこの子にイタズラをしたのだろう
…疑うことを知らない純粋で、みんなが好きになってしまう可愛い洸
「僕…ゆうちゃんのこと好きだよ!大好き!」
振り向いてニコッと微笑む
くるくると表情が変わる
百面相だなと思った
「いや、えっとね…そういうのではなくてって言ってもまだ理解できないよね…」
疲れてるのにめんどくさいと思いつつもかまってしまいたくなる
…どうしてだろうか…
「…ゆうちゃんもパパみたいに僕のこと嫌い?」
寂しそうなか細い声で問いかけられる
「嫌いなわけないよ!
俺も洸のことが好きだよ…」
少しだけ良心が痛む
この言葉は嘘
本当は前から洸のことは好きではなかった
どちらかというと嫌いかもしれない
「えへへ…嬉しい!」
とても嬉しそうに微笑む
「さぁ早く学校に行く支度してきな!遅刻しちゃうよ!」
俺はポンっと頭を撫でる
「えへへ、は〜い!」
洸は元気よく部屋から飛び出していった
…俺は汚く醜い人間だ…
そして洸は綺麗で純真無垢…
この笑顔は好きだ
心が洗われる気がする
ずっと見れて入られたらどんなに良いだろうか
……でもいずれはこの子も汚く染まる
この世界で無垢ままでは生きていけない
図太く生きていくしかない
この家に捨てられたら俺の居場所はなくなる
…だから決めた
孝宏さんをそして洸を利用していく
お前の幸せを願えなくてごめんよ
許してくれ
でも俺は自分が一番だから
自分が幸せならそれでいい
これからこの子が傷ついても俺は守ってあげられない
きっと見捨ててしまう
醜い俺を許してくれ…
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