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1諦めたセカイ
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「俺はとっくに人生諦めている。」
けだるそうな瞳で俺は相手を見つめあげる。
相手は、優しそうな顔を崩さないまま、俺を見つめ続ける。
「・・・それが、どうかしたの? 諦めている割に、カラダは明け渡すくせに」
そっと、俺の頬に手が触れられた。
外は綺麗な月の日なのに。
俺の心は確かに土砂降りだった。
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