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「音。」
あれから週に1度、海堂さんが顔を出すようになった。
あれ以来まだ発情期がきていないから、
初めての時ほど激しいセックスはしていないけど、
海堂さんが満足するように俺なりに接客している。
「音、最近疲れてるね。」
「そんなことないですよ。」
「ほら、体が叩かれすぎて赤くなってる」
「ンッ…、じゃあ、海堂さん、ギュってして?」
「おまえは俺の扱い方がうまくなってきたね。」
こうしてまた情事に及ぶ。
俺は客の中でも海堂さんとのセックスが1番好きだ。
「音。俺のものになる気はない?」
「ぅ、、ん?海堂さんがいいならいつでも。」
「本気にしてないね。全く。」
ーー今日みたいに穏やかなセックスもまた気持ちイイ。
こうして、また眠りについてしまった。
海堂さんはいつも眠っている俺の胸ポケットに100万ほど入れて帰っていくのだった。
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