アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《番外編》ピカピカの1年生③
-
***
「これより第36回私立紅夜(コウヤ)学園初等部の入学式を始めます」
司会のスムーズな進行でどんどん式は進んでいく。
紅夜学園の理事長あいさつや、初等部の校長あいさつ、来賓のメッセージなどを読み上げ、とうとう各クラスの担任発表に移行した。
麗音とこうすけ君のクラスは1年3組。
いい先生があたるといいね、と神谷ママと話していた。
1組、2組、と担任の発表が終わり、俺たちにとって重要な3組の先生が前に立った。
「1年3組担当の羽柴則人(ハシバ ノリト)です。教員職について初めての担任を受け持たせていただきます。子供たちと共に自分も成長していきたいと思っています。よろしくお願いします。」
羽柴先生は相当な優男風イケメンで、先生がニコッと笑うと周りの保護者はズキュンッとハートを射抜かれていた。
相当なお母様キラーのようだ。
「悪い先生ではなさそうね!」
「んー……、まぁそうですかね……」
神谷ママもイケメンでよかった〜と嬉しそうだったが、俺にはあの裏が読めない作られたような笑顔が引っかかった。
「じゃあ3組のみんな、クラスに移動しようか」
「「「はーーい!!!」」」
子供たちは元気に返事して、羽柴先生について教室へ向かった。
***
補足説明です
紅夜学園は初等部は男女共学、
中等部からは男子校に変わります
小学生のお話では女の子も出てくるのでご了承くださいm(__)m
それともう一つ訂正なのですが、
中学生から麗音視点を中心に書いていこうと思うので、こちらでは小学生編で完結として、麗音の物語は別に書いていこうと思います
何度も申し訳ありませんでした
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
213 / 271