アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《番外編》ミニの日②
-
***
結局誠さんに捕まって、無理矢理ミニドレスを着させられてしまった。
「あー、勃った」
「もう?!」
最近あまりシていないからなのか、この頃の誠さんは些細なことで簡単に勃つ。
いや、まぁそんなバッキバキじゃないんだけど。
「紫音、シないか?」
「ダメです!」
「もうそろそろ許せ。俺が悪かったよ」
誠さんは1ヶ月前、新しく契約する会社のお偉いさんとの会食で尋常じゃないほどのアルコールを摂取して帰ってきた。
そして麗音と寝ていた俺を引きずり起こして、風呂場で手酷く抱いたのだ。
酒臭いし、慣らしもしないでバッキバキに勃起したモノを突っ込まれてお尻は裂けて血が出たし、何よりもしつこいセックスだった上に、突っ込んだまま寝たのだ。
あの日から禁酒と禁欲を言い渡しているため、誠さんはセックスはおろか、自慰さえ我慢しているのだ。
可哀想ではあるが、自業自得な上にどちらかというと可哀想なのは被害者の俺だ。
なのに誠さんときたら………。
このドレスを着て行為に耽った日のことを思い出し、ズクンッと体が疼いた。
そろそろ許してあげてもいいかな、なんて思ってはいるが、今日許してしまえばこれから女装プレイが多くなることなんて目に見えている。
流されるものかと俺は必死に抵抗し、リビングへ逃げた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
235 / 271