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※せせらぎ
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緩い動きと自分の体を抑え様とする葛藤の表情が、ケイルの血を沸騰させる。
誰よりも高潔で誰よりも強靭だった貴方だからこそ、こんなに刺激的に見えるのかもしれない。
肉壷へと押し込んだ指を増やし、ずぷずぷっと音を響かせて胎内を弄り回す。
柔らかく絡みつく熱い肉壁を擦って、指を曲げたり中でひねったり蠢かせる。
しゃくりあげ、次第に快感に夢中になって腰を押し付けてくる様子にケイルは息を呑んだ。
「凄くいやらしい……貴方を抱かせてください」
美しい肉体を絡みつかせて、欲しがるように潤んだ瞳と、名前を呼ぶ唇に理性のタガが外れる。
「ケイル…ッ……ケイル…ッン……ッァ…ァ、、、ぁああ」
指をアナルから引き抜き、宛がった熱を柔らかく解れた胎内へと埋め込んでいく。
熱く濡れた体をすべて使ってで呑み込んでいく。
こうなったのは、俺を守るため。
それなのに、当の俺が貴方を汚す。
柔らかい空気の中で、吐き出すのは熱い思い。
背徳の気持ちにガイザックの体を抱きしめ、ぐぐっと深々奥を貫く。
ここ何日かで開拓した体のいい場所は、ケイルは既に知り尽くしていた。
「……ガイザック…ガイザック…ッ…貴方…を…ッ」
ずっぷずっぷっと水音を響かせて前立腺を抉って、ガイザックのペニスの根元をぎゅっと締め上げて追い詰める。
美しい生き物。
呪われたからだ。
悲鳴のような声ををあげて、全身を揺さぶる姿はいやらしいのに酷く高潔に見える。
「貴方を愛してます……」
「ひッァ……ケイル………ああ…ァァァ…ァああ…ッ」
放出できない苦しさにビクンビクンと身を仰け反らせて、腰を揺さぶりながら内部を痙攣させる。
ぎゅうぎゅうに締め付ける胎内と苦悶の表情に、ケイルは貪る様に夢中になっていった。
せせらぎが耳に聞こえる。
胎内へと何度も吐き出した精液が、ガイザックの開いたままのアナルから漏れ出して、草の上を汚していた。漸く開放されたペニスからは、精液が勢い無く漏れ股間を濡らしていた。
散々に犯しつくしたのに、しっとりと濡れたからだは震えながらまだ足りないというように体を開いたままである。
意識を失っているのか、顔を涙と唾液で汚したままガイザックは目を閉じていた。
「ガイ…ザック……。ごめんなさい……」
ヤリすぎた自分に呆然とした表情で、ケイルは力の無い体を強く抱きしめた。
離したくはなかった。二度と……。
絶対に取り戻したかった。
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