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今を生きる
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「凜月!!」
家に帰ると咄嗟に凜月を呼んでいた。
凜月に伝えたかったのだ、この気持ちを。
「どうしたの??」
そう言って部屋から出てきた凜月を抱きしめて、
「俺、お前が隣に居てくれて本当に良かった!」
想いをしっかり伝えた。
凜月は驚いていた。
「梓がそんなこと言うなんて、珍しいね。」
そう言ってにっこりと笑っていた。
瑠衣には想いが届かなかったけど、
凜月には届く。
今を、凜月と一緒に生きようと決めた。
瑠衣への気持ちが
ちゃんと伝わらなかったんだから仕方ない。
自分勝手かもしれないけど、
俺の隣に居てくれる凜月を一生をかけて愛す。
そして幸せにする。
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