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最悪の選択肢③
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「…っ…もう、やめ…っ」
菊池は工具箱からバイブを取り出した。
それは人の欲を模した黒い玩具で、菊池のモノと同等の大きさだった。
「このバイブと私のモノ、どちらを挿れてほしい?」
最悪の二択だ。
「…っもう…、ゆるして…っ」
優馬は首を振り、それに合わせて首輪の鈴もチリンと鳴る。
挿れてほしいなどと卑猥な言葉を口にすれば菊池に屈したことになる。
しかし、選ばなければ…?その先は考えたくもなかった。
菊池は優馬の頭をあげさせ正面から顔を覗かせた。
「選びなさい」
「…っ…!ほしく、ない…っ!」
優馬は菊池を睨みつけてはっきりと否定した。
その瞳は熱に潤み、どんなに睨みつけても菊池を欲情させるだけであることを優馬は知らない。
「それなら両方味見してみるといい」
蕾からローターを引っ張り出し、菊池はバイブを捻じ込んだ。
バイブはうねりながら優馬の中で振動し絶対的な質量を主張した。
「あぁあっ、う、んんっー!」
崩折れそうになる優馬の頭を掴み、机の向かい側から菊池の欲を優馬の口内にねじ入れた。
強引に頭を動かされ、優馬の口内は犯されていく。その揺れに合わせて首輪の鈴もチリンチリンと鳴る。その音は誰が支配者であるか強調しているようでもあり、鈴の音すらも優馬の耳を犯した。
頭を激しく動かされ、バイブは少しずつ優馬の蕾から落ちていき、最後にはゴトンと床に落ちてしまった。
「…誰が落としていいと言った?」
菊池は自身の欲を優馬の喉奥まで貫き充分に味わわせてから、優馬の頭を離した。
支えを失った優馬は机にしがみつく気力もなく机の下にへたりこんだ。
「守れなかったな、お仕置きだ」
菊池は優馬を仰向けにさせ上から抑え込み、蕾に二つのローターを入れなおし、それを奥へ押し入れるように自身の欲を貫いた。
「あっ、あぁあっ!?ひ、あっ!」
信じられないほど奥までローターの振動が伝わり、優馬は悲鳴にも似た喘ぎ声を発した。
「これでも咥えて声を殺せ」
先ほどまで自分を虐めていたバイブが口内に押し込まれた。
口内、胸、自身の欲、全てが玩具に操られ、いいように犯されている。
蕾さえも、最奥にローターを咥えながら菊池の欲で繰り返し入り口から最奥まで責め立てられる。
「んぐっ!ん、ん、んっー!」
優馬は華液を放って果てた。そのすぐ後、菊池は優馬の中に華液を放った。
「あ、はぁ…あっ、あっ…」
なおも動き続けるローターに小さな喘ぎが漏れていた。
縮こまってビクビクと痙攣する全身。瞑られた目蓋からは涙の痕があった。
こんなにまでなっても、自身のプライドを捨てず、だが従順に身体を預ける神崎---
彼の全てを愛おしく想い、彼の額にキスをした。
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