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ひどく可愛がってやる②
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優馬は残されたローターが目に入っては溜息をつき、食欲は湧かなかったが母に作ってもらった弁当を残さず平らげた。
最後にお茶を飲み、また溜息が出る。
「…はぁ…」
優馬は時計を見た。12時50分。
菊池が部屋を出てから30分は経っている。
菊池はいつ戻ってくるだろうか。わからないが通常の時間割では13時から午後の授業が始まる。
そろそろ準備を始めなければ…
優馬は特別自習室の内鍵が閉まっていることを確認した。ここの鍵は担任である菊池しか持っていない。誰かに見られる心配はない。
優馬は制服を脱いだ。
いつもの"準備"なら裸になって机に手を置くだけであったが、今日はその机にローターが置かれている。
「慣らして挿れろ」なんて簡単に言われたが…優馬は自分で指を挿入したこともない。
そろそろと蕾に指をあててみるが、蕾は乾いていて挿れられそうにない。
優馬は昨日の菊池の行為を思い出しながら、指を舐めて濡らした。
左手は優馬の欲を握り撫でる。
「んん…」
目を瞑って行為に集中する。
昨日の行為がフラッシュバックして優馬に熱をもたせた。
"小さくて可愛いね"
菊池に包まれ抱きしめられた温もり。
ゆっくりゆっくり蕾の周りを撫でて慣らし、第一関節が入る。菊池に責められていると思い込みながら指を少しずつ奥へ進めていった。
「…っ…ん…」
蕾は少しずつ慣れてきたが、自分では奥まで指が届かなかった。
もどかしく思うが、そこで小瓶とローターが目に入った。
この小瓶の液体は菊池がいつも使用しているローションだろうか。
優馬はローターを小瓶に浸して濡らした。
自分でこれを挿れるのは一線を超えてしまうような気がして、ローターを見つめたまま躊躇した。
沈黙になり、時計のチッ、チッという音だけが部屋に残る。
はっと気づいて時計を見ると13時をまわろうとしていた。
優馬は焦り、机に手をついてローターを蕾にあてがった。
ぬるりと濡れたローターは容易に優馬の中に入り込んだ。
「んっ…はぁ…」
ローターは振動していなかったが中で熱くなりその存在を主張した。
じわりじわりと蕾を中心に熱が広がり身体が疼き始めた。吐息が漏れ油汗が滲む。
「あ…はぁ…なんだ、これ…」
小瓶に入っていた液体はローションではなく媚薬であった。
蕾に直接触れた媚薬はすぐに優馬の身体に熱を持たせ優馬の身体を翻弄していった。
頭がぽーっとして理性がなくなる。
優馬は液体が付着したままの指先で自身の欲を擦った。
「あぁっ、あ、…あ…っ」
欲に直接熱が広がり優馬を余計に追い込んだ。
時計はとうに13時をまわっていたが、菊池はまだ現れない。
「せんせ…せんせぇ…っ」
優馬の瞳は熱に潤み菊池を待ち焦がれる。
ローターはスイッチを押していないのに振動を始めた。
「ぅあっ…あ、あ…っ」
優馬はしゃがみこんだ。
ローターを取り出したいのに身体はそれを欲して奥へ咥えこんでいく。
熱の赴くままに優馬は欲を指の腹で擦り付ける。
誰もいない部屋で優馬の欲求を邪魔するリミッターは無くどんどん自分自身を追い込んでいく。
「せんせぇ…はやく…っ」
菊池の前ではこんなに素直な言葉を発することはないのに、いまはなんの躊躇いもなく菊池を求めた。
「あっ、あ、あっ…」
このままでは達してしまう。
それは赦されないだろう。菊池は準備を命じたのに、勝手に射精まで達することはお仕置きに値する。
「〜〜っ!…せんせぇ…っ」
優馬は射精を我慢するため欲から手を離し床に爪を立てた。
それでも刺激を欲して性器を床に擦り付ける。
コンコンッ
ノックが鳴り優馬の心臓がドクンと跳ね上がった。
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