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ひどく可愛がってやる⑧
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執拗な責め苦に優馬は耐えきれず脚をがむしゃらに暴れさせ、ついに菊池の後頭部を蹴ってしまった。
優馬は足に当たった衝撃に恐怖を感じた。相手にお仕置きの機会を与えてしまった。
優馬の口から菊池の欲が抜かれた。
静かに優馬の目隠しが取られたかと思うと、眼前には菊池の冷たい表情があった。
「ごめっなさい…!ごめんなさいっ!!」
優馬は必死に赦しを請いた。
瞳には涙が浮かび、菊池の一挙一動に怯える。
「神崎はガマンしたいんだったな?」
目の前に突きつけられたのは銀色のリング。
それがなんなのか優馬にはわからなかったが、優馬を嬲る道具だということはわかりきっていて必死に首を振った。
「ごめんなさいっ…!!ゆるし…て…っ」
首輪の鈴をチリンチリンと鳴らしながら優馬は懇願する。
そのリングは限界に震える優馬自身の欲の根元に取り付けられ、ぐっ、と圧がかけられた。
「あぁっ…あ…痛っ…やめっ…」
欲はリングに食い込みそれ以上の膨脹は赦されない。
それなのに菊池の指は執拗に優馬の欲を扱いた。
「あっ、あぁあっ、あ、あ…!」
優馬は意味のある言葉を発する余裕もなくなり喘ぎ声だけが響いた。
菊池は優馬の身体を反転しうつ伏せにさせ、双丘を上に向けさせた。イヌのような屈辱的な格好だ。
バイブが菊池の手により抜き差しを繰り返される。優馬の腰はこの執拗すぎる快楽から逃げようとするが、菊池がそれを赦さない。
「あ、あ、あぁっ…あ…っ」
優馬はただのケモノのように喘ぎ声を発するしかなかった。
「神崎」
菊池はバイブを操る手を止め、優馬に覆いかぶさって耳元に顔を近づけた。
「菊池先生のを挿れてイカせてください、だ。言うまで今日は赦さない」
「〜〜っ…」
いままで何度となく強要されてきた卑猥なコトバ。
優馬はこれまでそれだけはどんなに強要されても否定し続けてきた。
否定した先にどんな仕置きが待っていても、菊池に心が屈することよりマシだと思ってきた。
だが、今日という今日はもう逃げ道を全て塞がれてしまった。
菊池の要求するコトバを言わなければ、このまま執拗な快楽に耐え続けなければならない。
今日は放課後と違い時間の制約がない。まだ何時間でも時間は有り余っていた。
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