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夏休みの冷戦②
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7月が終わる。
あれから毎日補習が行われたが、代償はキスと愛撫のみだった。
優馬の身体は疼いていたが、自慰をするのは菊池に屈したような気がして優馬はその疼きを無視していた。
なぜ菊池は手を出さなくなったのだろう。
もう俺に飽きたから?
…他のオモチャで遊んでいるから?
優馬は考えを巡らせるが、溜息をついてやめる。
自分には関係ないことだ。
菊池に手を出されずに補習を受けられるなら万々歳じゃないか。
その思いとは裏腹に、身体は菊池を思い出すごとに疼く。
結局、手を出されずとも優馬は菊池のことばかり考えていた。
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