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翻弄される二人①
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「後ろも物欲しそうにヒクついてるぞ」
菊池は優馬の蕾を撫でた。
蕾は熱くなり菊池の指に吸いつく。
菊池は優馬の欲から先走りの蜜をすくい取り、優馬の蕾を濡らす。
欲を掌で包み込み親指で先端を刺激する。
「…っ!…んっ…う…」
この二週間散々焦らされて射精をしていなかった優馬は、少しの刺激でもビクビクと腰が動いた。
まるで蕾に挿れて欲しいとでもいうように身体は無意識に腰を上げてしまう。
上半身が前のめりになり、脚に力が入らない。
「ちゃんと立っていなさい。オトモダチに見えるように」
菊池は優馬の肩を抑え上体を起こさせた。
しかし他方の手は蕾を刺激し続け、二本目の指が挿入された。
「んんんっ、ん、んっ…」
優馬は顔を伏せながら必死にその刺激に堪える。
もう脚は震えて役に立たず、菊池の支え無しでは立っていられない状態だった。
菊池は構わず優馬の前立腺を繰り返し突いた。
「ん、ん、んっ!!」
欲で突かれるような激しい指の動き。
優馬は首を振って拒否の意志を示すが、それとは裏腹に腰は指を追いかけて突き出していく。
「あぁ、君のモノに触れてあげる手が足りないな」
優馬の欲は先走りの蜜を涎のように垂らしピクピクと切なそうに天を仰ぐばかりだった。
「七海」
「…!はいっ!」
突然の菊池の呼びかけに七海は驚いた。
「口が得意だろう、神崎をイかせてあげなさい」
それは絶望的な命令だった。
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