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ep3
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「先生いなくてよかった~」
「..................」
藤吉君は保健室の真っ白いベッドに寝転がっていた。
その横に座りながらなんだか落ち着かなくて保健室のあちこちに視線を泳がせる。
セ、セックスするって藤吉君は言ってたけど、どうするんだろう...。
やっぱり冗談なのかな。
「あ、あの...」
「んー?」
「ぼ、ぼく、もう戻っていいですか...?」
この空気にいたたまれなくなって我慢出来ずに聞くと藤吉君はちょっと驚いたみたいに目を見開いた。
怪我もしてないし保健室でサボるのは気が引ける。
「あ、もしかしてのんびりすんの嫌いだった?」
「そうじゃなくて...」
「じゃあセックスする?」
「セッ...!?!!」
藤吉君の言葉に顔が真っ赤になる。
保健室に行く途中でも同じ事を言われたけどあの時は混乱してて赤くなるどころじゃない。
あぁ...童貞みたいな反応をしちゃった...実際童貞だけど...。
「ほら脱いだ脱いだ。コンドームは...っと、ポッケに入ってるし、後はローションかぁ」
「やり方知って...」
「うん、だって知っとかないと多田の尻大変な事になるじゃん」
「はい?」
もしかして、俺が女役をするのか?
勝手に童貞を卒業出来るとばかり思ってた。
まさか自分が抱かれるなんて発想が全くて軽い衝撃で思考が止まる。
「あ...もしかして上がよかった?つーかそもそも男相手とか無理?」
「い、いえ!無理...かどうかはまだわからないみたいな...」
...藤吉君ならいける気もするけど。
「んー...」
藤吉君はちょっと考える仕草をしてから思い付いたように顔を輝かせた。
「んじゃあさー、とりあえずエロい事してイケるか試してみよ!」
「えっ...ちょ」
俺が動揺してるのもお構いなしに藤吉君はさっそく服を脱ぎだした。
どうしよう...藤吉君なんの恥ずかしげもなく脱いじゃった...。
「...よ、よし...」
どうすればいいのか少し迷ってから服をノロノロと脱ぎ始めると先に上半身裸になった藤吉君が勢いよく俺のシャツを脱がせてきた。
これで二人共上半身裸の状態だ。
「準備も出来た事だし、上下はジャンケンで決めよっか」
「え、あの...そんな大事な事...ジャンケンで決めちゃ...」
「いーのいーの、負けた方が下ね。...はい、ジャンケンポン!」
「うぇ!?あ...」
俺がチョキで、藤吉君がパー。
勝った。
「うん、おれが下。...じゃあ手始めにフェラするか...」
「ふぇ...ふぇら...?」
「そ、嫌なら目瞑って好きな女の子の事でも考えてて」
いや...それって藤吉君に対して失礼じゃないか?
言い方はおかしいけどちゃんと藤吉君がフェラしてるのを直視した上で興奮してる事を示さないと...。
...ナニを考えてるんだ俺。
ベッドの上で藤吉君と向かい合うとそういう事をするんだなって雰囲気が強くなって顔が熱くなってくる。
「ジッパー下げんね」
「は、い...」
自然と距離が近くなって藤吉君の頭が目の前まできた。
髪からいちごみたいな香りがして変な気分になって少しだけ下半身が反応する
藤吉君はジッパーを下げて俺のズボンをズラした。
「あは...ちょっと勃ってんじゃん」
パンツを若干押し上げてるソレを見て藤吉君が嬉しそうに笑った。
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