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接触4
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俺は何をしているんだ。
男に連れられビジホに来て、言われるがままシャワーを浴びて、今はベッドサイドに座っている。
何故流される必要があるのかと思いつつ断ることが出来ない。
「ねぇ、お兄さん。俺のこと名前で呼んでぇ?俺の名前分かります?」
「野村雅」
「そーそー、名前ですよ?名前。苗字はダメー。
…おやすみーしょーさん。」
「あぁ、おやすみ。雅」
俺の支度が終わるまで起きて待っていたコイツは、今日の礼とここまで連れてきたことを謝ってきた。どうやら元々睡眠時間は短いが、最近は更に眠りが浅くてほとんど寝られていないらしい。そう言った彼の目には恐怖の色が浮かんで見えた気がした。
一瞬でもラブホに連れて行かれるのではないかと焦った自分が恥ずかしい。
俺が座っていたベットに入ってくる雅。
「お前、向こういけよ。狭いから。」
「お前じゃないです、雅ですー。翔さんもここで寝て?お願い。」
今まで付き合わせといてまだ言うか。それに従いそうになる自分が嫌で移動しようと立ち上がる。
「翔さん、お願いー。今日だけですからぁ」
……負けた。なんかすげぇあっさり負けた。減るもんじゃねぇし、もういいや。このおと…雅を壁に寄せて狭いベッドに潜り込む。
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