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関係6
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「瑠偉さん、心配してくれんのは嬉しいけど、俺だってもういい歳だし、一時の感情で動いてるつもりもないっす。」
「瑠偉は過保護過ぎるんだよ。翔を信じてやれ。」
拓未さんナイス。
「だって翔が特定の相手つくるの初めてだし。いろんな経験してなんぼだけど、性別は俺らが言える事じゃないにしても相手がさぁ。」
「だってじゃねぇよ。翔だって何時までも餓鬼じゃねぇんだ。……翔、お前を信じてねぇ訳ではねぇが、お前にも条件を与える。いいか?」
瑠偉さんが過保護だとか、俺も餓鬼じゃねぇとか言いながら条件を与える拓未さん。拓未さんも俺のこと、まだ餓鬼だと思ってるだろ。
なんで、そんなの与えられなきゃならないのかと思いつつ、拓未さんが真面目に言う事には逆らう気にはなれない。
「なんですか。俺、今んとこソイツを諦めるつもりはないし、組も継ぎたいとは思ってるっすよ。」
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