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一息つきついてると、
「…か、ちょ… こ、れ、」
書記がプリントを見せてくる。
「…これは、風紀にサインをもらいにいかないといけないやつか。 面倒クセェ…」
風紀室はこっから遠いんだよなぁ。
まぁ、仕方ねぇ仕事も早く終わったし、いくか。
「…か、ぃちょ、 お、れが…こう、か?」
俺が行こうか?と、言っているんだろう。
だが、こいつは人とあまり喋るのが好きではない。
そんな、ことさせてまで行かせるのは酷だろう。
「いや、大丈夫だ。 渡せ。」
「…ん。…あり、…と。」
面倒だが、嫌ではない。
それに、すこしは生徒会室以外の空気を吸いてェしな。
「…気にするな。 じゃあ、行ってくるから仕事が終わったやつは寮に帰っていいぞ。」
俺が、帰ってくる頃には終わっていればいいんだがな…。
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