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雪side
「アオ」
アオこと、海堂 葵はヤクザの幹部だ。
そして、僕直属の部下でもある。
「サク、いい人」
「お兄ちゃんと仲良くなったんだ。
良かった。護衛 兼 監視、頼んでもいいか?」
「うん、大丈夫」
彼は、僕が壊してしまったため
舌足らずで少し片言な喋り方をする。
それがまた可愛いのだ。
「雪く〜ん、店番ありがと。蛍くんだっけ?
迎えに来るってよ?」
「あ、了解です。アオ、一緒に来る?」
「うん」
「そろそろ、上がりだしちょうどいいね」
もう少しで終わりだったこともあり、
早めに上がらせてもらうことにした。
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