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帰宅
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雪side
家に帰ると、アオを地下室へ行かせる。
地下室には真っ白な部屋と
白いベットが一つだけある部屋が二つ。
医療器具の揃った部屋が三つ。
「いつもの所。空いてるから」
さらに、大きめのお風呂と
軽く料理できるキッチンがあった。
地下は全体的に白を基調としていて
医療器具のある部屋だけ、薄い水色だった。
「アオ、後でご飯運ぶから」
「うん」
アオが下に降りた後
蛍くんと梓先輩と少し話をして
夜も遅かったため
部屋に戻って寝る事にした。
「雪、大丈夫か…。なんか辛そうだ」
「うん、大丈夫だよ」
「何かあったら言えよ…。一人で泣くな」
蛍くんに言われて
はじめて僕が
泣きそうになっている事に気付く…。
この時期は本当に嫌いだ。
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