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学校に行く日 1
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雪side
今日から、また学校に行かなければいけない。
正直なところ、まだ人に会いたくない。
そんな弱い自分が嫌で嫌で仕方がなかった。
出来ることならば、
一人で家の中にいたかった。
だが、生憎出来ない。
ー電話中ー
?『おはよう。学校行くだろ?』
雪「おはようございます。行きますよ」
?『なら、早く来い送ってく』
朝から鳴り続ける電話を無視しきれず
出てみれば、案の定 催促の電話。
これは、僕とある人の約束だった。
行きたくない…な……
急いで準備をして家を出れば
家の前に止まっている黒い車に乗り込む。
「おはよう。遅かったな」
「っ…お、遅くてすみません」
僕はこの人には逆らえなかった。
だが、主従関係と言うわけでもなかった。
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