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小動物たち 4
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蛍side
「あぁ〜、飽きたぁ〜」
そんな声が聞こえたのは、数分経ったくらいの頃だ。
飽き症の玲が、むっ とした表情で
アズを睨むかのように見ていたので困ったアズが
僕に "助けて〜" とでも言うような視線を送ってくる。
「玲くん、あっちにアイスあるって!」
「梓先輩と三人で行って来たら〜?」
「うん!行く〜!」
そう言って走って行く玲を追って
アズと零も走り去って行った。
「玲の飽き性も大変だな…」
「そこがいいんじゃない?」
「そう言うもんか…?」
二人して苦笑していると、玲たちが戻ってくる。
玲手にはバニラとイチゴのアイスがあり、
僕にバニラ、雪にイチゴを渡してくる。
「二人の分っ!」
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