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「俺はもう人を好きになれない」
その言葉を忘れたいのに結人は忘れられずにいた。すると、自然と涙が頬をつたうのがわかった。
「(忘れたいのに…)」
「雪也さん…」
朝起きると、枕はびしょびょに濡れていた。
「(はぁ、学校行くのめんどくさいなぁ)」
そんなことを考えていると、雪也さんの声が聞こえた。
「結人くん朝ごはんできたよ!」
「あっ、はい!」
下におりて机の上をみると、トーストと目玉焼きが机の上においてあった。
「い、いただきます」
「今から仕事だから鍵ここに置いとくね!それじゃ、いってきます!」
「い、いってらっしゃい…」
雪也さんが仕事に行くと、結人は朝食を食べて支度をして家をでた。
「はぁ…」
「なぁに溜息ついてんの?結人おっはよぉ?」
溜息をついていると後ろから高橋が話かけてきた。
「おはよ高橋」
そう言って、高橋と話ながら学校に行った。
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