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「ごちそうまさでした」
雪也さんが焼いてくれたトーストも目玉焼きもとても、とても美味しかった。
「それじゃ俺かえりますね」
俺が机を立とうとしたその時、
「待って」
「あんな、所で死にそうになってたって事は、なんかあるんじゃないの?」
と、雪也さんが聞いてきた。
「えっ?」
「ねぇ、何があったの?」
と、雪也さんが聞いてきた。
俺は、全部話すことにした。
「えっと、俺、親に捨てられたんです」
5日前
「あんた、女がいたのね!」
母さんが大きい声で言って、俺は「えっ?!」と思わず言ってしまった。
「どういうことよ」
「お前だって!男がいるじゃないか!」
父さんも大きな声で言って、俺はびっくりした。
「離婚しましょ」
離婚届けを母さんが持ってきて、ハンコを押そうとした時、
「まって!」
「母さんも、父さんも落ち着いて!」
と、言ったが、
「結人は、黙ってろ」
母さんは離婚届けにハンコを押し、服などを鞄にいれると、
「こんなとこ、出てってやる」
と、言って出ていった。
「父さん」
「結人ごめんな」
と、父さんもハンコを押して離婚届けを持って、服などを鞄にいれた。
「父さん待って」
「ごめんな結人、本当にごめん」
と言うと、父さんも出ていった。
「(俺これから、どうしよ)」
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