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儀式
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抱き締めるとメイヒはゆっくり微笑む。
「待ちくたびれた…早く……ちょぉ、だい…?」
小首を傾げ可愛く俺が教えた通りにねだるメイヒ。
俺は頷きメイヒの髪を梳く。
そして持ってきた鞄から硝子の瓶を取り出して中の液体を口に含むとメイヒの唇に口付けた。
「んむッ…ンぁッ……んんッ」
チュク…といやらしい水音をたてながら先程含んだ液体をメイヒの口へうつす。
ゴク…と液体が喉を通ったのを確認してから口を離す。
とろん、とした瞳で俺を見つめ軽く空いた口から
「持っと…」
と誘う。
これ以上口付けしてしまうと今までの努力が無駄になってしまうので、激しく口付けぐちゃぐちゃに犯したい衝動を抑えながら微笑みメイヒの頭を撫でる。
こうするとメイヒは瞳を閉じ、眠るのでその衝動は抑えることが出来る。
だが、何故か今日に限ってメイヒは瞳を閉じてくれなかった。
……何故。
何故、メイヒは瞳を閉じてくれないのか。
その理由はすぐにわかった。
やっと、薬が効いてきたのだ。
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