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遥よ…。
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真琴が、遥そっくりの小さな子供を抱き上げる。
遥そっくりの子供は指をちゅぱちゅぱさせてボーとしていた。
「……………………。」
「……………………。」
「ちょっ、はる!暴れないで!」
真琴の腕の中でじたばたする。
「か、かわいい?ねぇねぇ、まこちゃん!抱っこしてもいい??」
「ちょっ!渚君!!!」
渚が真琴から遥を受け取る。
そして、遥は渚をじっと見上げる。
「にゃぎぃさ??」
「ぶはっ!」
怜が鼻血を出す。
「怜!?」
「怜ちゃん!大丈夫??」
渚はいったん遥を下ろした。
「も~、怜ちゃんどうしたの?」
「な、何でもありません!暑さで鼻血が出ただけです。」
「扇風機ついてるのに??」
すると、遥がよちよちと怜に近づいてきて、怜の鼻の穴に指を突っ込んだ。
「いだっ!!いだいいだい!!!」
「はるっ!!!!だめだよ!!!!」
真琴が遥を怜から引きはがす。
「あははははは!!怜ちゃん顔顔WWWW」
怜の顔が真顔になる。
「まこと、まこと」
今度は、真琴の足からよじ登ろうとしている遥がいた。
「はいはい。抱っこね。」
真琴が慣れた手つきで、遥をだっこする。
「まこちゃん慣れてるね。」
「まぁ、妹とか弟いるしね。」
「しゃば!!!しゃば食べる!!!!」
「はいはい。ちょっと待っててね。」
真琴が鯖缶を遥の前においた。
すると目をキラキラさせて遥は食べ始めた。
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