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俺はまたベットに押し倒される
桜は俺の顎を持ち上げてキスをしようとする
だが俺は顔を背けてキスを拒む
「っキスはやだっ」
キスをしたら気持ちが伝わってしまいそうで
溢れてしまいそうで、何より桜の瞳には俺なんか映ってないと知るのが怖かった
桜はチッと舌打ちをして俺をうつ伏せにした
「ひゃっ」
いきなりローションを垂らされて情けない声が出る
桜の骨ばった指が後孔に触れる
ツプ…と指が入ってくる
有栖のそこは普段から自慰に使っている箇所でもあるしシャワーを浴びたときにもほぐしておいたためすんなり桜の指をすんなり受け入れる
「…んっ…っ」
初めて人に触られたそこは気持ちよくて。
桜がどんな表情をしているのか見たくて首をひねる
「………んだな」
「え?」
「お前淫乱だな。」
どこか辛そうな表情だった
「何人のここに咥え込んだんだよ。」
桜はハッと冷笑して軽蔑の視線を向けてくる
「ちがっ」
「別に初めてじゃないんならいいよな?」
そう言って桜は自身を後孔にあてる
「ちょっとまっ…う''あ''っ!」
言い終わる前に桜のものがめりめりと入り込んでくる
いくらほぐしたとはいえまだ指2本ほどしか入らない
確実に有栖のそこは裂けている
「う"あ"っっ…あ"あ"あ"ぁ!」
桜は有栖のことなどおかまいなしに後ろからガンガン突いてくる
チラリと見えた桜の顔は精悍な顔ではなくオスの顔になっていて、どこか苦しそうで、俺のことなんか映ってなくて。
しばらくすると桜は俺の中で果てた
「…どけて」
俺はそう言って震える足をなんとか立たせ、着替えようとする
「…わるい」
そうあやまってきたが謝られると惨めで、苦しくて、悲しくて言い表しようの無い真っ黒な気持ちが腹の底に溜まっていく
「…別に」
それだけ言い残して桜の部屋を後にした
自分の部屋に入りドアを閉めるとそのままずるずるとその場にしゃがみこむ
あんな抱かれ方だったけど、嬉しくて、悲しくて、心地よくて、惨めで、でも1人になるとやっぱり焦燥感の方が大きくて。
「うっ…うぁっ…ぁぁっ…」
涙が止まらなかった
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