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ガチャ…パタン
玄関で靴を脱いで…あ、お父さんに挨拶しないと…
「た、ただいま……」
「…帰ってこなくてよかったのに」
「……」
「視界に入るだけでもイライラするどっか行けよ」
「ご、ごめんなさい」
き、今日は機嫌がよかったみたい……殴ってこない
……早く明日にならないかな
ここにいると吐き気がする
荷物を置いてTシャツと半ズボンの部屋着に着替えた
期末もうすぐだしノートまとめて予習してすぐ寝よう
「なー駿お父さん今月お金ないからバイト代くれよ」
後ろから肩を掴まれた
「な、なんでですか…」
「だから金がねぇからつってんだろはやくだせよ」
「いや…でもこないだあげてばっか……」
「親の頼みも聞けねぇのかここまで育ててやったのに感謝の気持ちもねぇんだな」
「グッ……」
お父さんにお腹を殴られ痛みのあまり倒れ込んだ
「はやくだせ言うこと聞けねぇのか」
「いっ……ア゙」
「や、やめっ……」
「だからやめて欲しいなら金出せよ言っとくけどこれは躾だからな高校生にもなって躾しなきゃいけないなんてだらしない」
丸まっても頭や背中を蹴ってくる、今日は何も無いと思ってたのに…
「だ……すからっ……やめ…」
「最初からそう言えばいいんだよ」
「ア゙……」
最後の蹴りを入れて僕の髪をつかむ
「金どこにあんの?」
「今だします…」
バックの中から財布を出して3万を渡す
「はぁ?これだけかよバイトしてたらもっとあるだろまぁいいや次は5万くらいよこせよな」
お父さんは上機嫌で外へ出掛けた恐らくパチンコだろう
「はぁ……はぁ……」
たった3万円でも週3で働いたお金はほとんど持ってかれた
「うっ……うぷっ…」
お腹を殴られて吐きそうになる
お父さんの拳は重くてまだ痛みが引かない
「もう…もう嫌だ……誰か助けてよ…」
「せんぱぃ……」
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