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センチメンタル 梶原SIDE 5
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「島田、かんっぜんに帰ったな。」
深夜2時を回り睡眠欲の勝つ時間帯。もう帰ってこない島田に恨みを言う川本。
「そらそうやろ。俺も眠たいもん。・・・お開きにしよーや。」
「ええけど。・・・ちょっとトイレ。」
欠伸が止まらない。眠い目を擦りローベッドへ移動していつもの寝やすい空間を作る。
「お前帰んの?」
「泊まる。」
眠さのせいもあるが、先ほどの会話のせいで川本が泊まる事になんの感情も浮かんでこない。
押入れから軽めの掛け布団を取り出して川本が座っていた場所へ投げて、吸い寄せられるようにベッドへ倒れてから程なく、記憶は途切れた。
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