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再会。3
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─キンコーンカーンコン…
と、悩んでる最中にチャイムがなる。それと同時に担任が入ってくる。
「おはようございます。今日は転校生を紹介しますね、どうぞ」
転校…こんな時期に?
まあ、親の都合だってあるし。
ガラッって開けて入ってくる。
「初めまして、御子柴空良と言います。以前、ここに住んでた事があったんですが父の仕事が落ち着いたのでまたここに戻ってきました。よろしくお願いします」
すると、転校生くんを見ていたら目があった。僕は目を直ぐに反らしてしまった。
やってしまった。
また後悔…。
御子柴くんは僕の空いてる隣の席に座る。よろしくって言われたので小さくよろしくと返した。
HRが終わり先生の授業が始まる。皆、真剣に取り組んでいる。僕は書いていたペンを置き外を見て、また溜め息を一つ。
それを御子柴くんが何かを確かめるようにじっと見ていたなんて気付かなかった──。
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