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まるでスポーツにも似た、荒々しく激しいだけのセックスを終えて………
「センパイって、見掛けによらず絶倫で………実はむっつりスケベっぽい」
そんな感想をしみじみとのたまうコイツの顔を、どうにも俺は直視することが出来ずにいる。
「………セーンパイ、今度は年上らしい濃厚でねっとりとしたヤツ………ヤリましょー?」
「バッ………今度って………………っ!!」
聞き捨てならない台詞に、振り向けばいやらしく舌舐めずりしながら左の親指と人差し指で作った輪っかに右の人差し指を抜き差ししてるコイツに………もう俺は悲しいやら呆れるやら、空いた口が塞がらない。
「………次は、ない」
やっとの事でそれだけ言って………それが最低なことだとわかりつつ、俺はいたたまれなさから、まだ生々しい情事の爪痕を色濃く残し汗と体液で濡れたままのコイツをその場に残し………逃げるようにオフィスを後にした。
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