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結局は山田にされるがまま、俺は流され………
「………っ………くっ………」
あまりの気持ち良さに声が出そうになるのを必死でこらえる。
「ンッ………っ、センパイの、デカイから顎が疲れちゃう。ま、でも………しっかり勃ったね」
山田の言葉に、俺は情けないやら恥ずかしいやら………思わず顔を背ける。
そうして、また山田は俺のモノをしゃぶってきて………………………。
そっからはもう、めちゃくちゃだった。
俺の理性はいとも簡単に何処か遠くへすっ飛んで、相手が男だとか部下だとか、そこが会社のオフィスだとか………色んなことがどうでも良くなって、本能のまま快楽を求めひたすら俺は、山田を………………。
「………はぁ~」
俺は大きく長い長いため息を漏らすと、頭を抱えた。
丁度その時、来客を知らせるチャイムの音が部屋に鳴り響き、びっくりした俺は体をビクッと大きく揺らす。
会社に遅刻し、挙げ句そのままずる休みを決め込んでいる今日の俺に、来客の予定なんか勿論ない。
嫌な予感………大抵、そういう予感だけは外れないのが世の常で、物音をたてないように慎重に玄関扉まで行き、のドアスコープを覗くと、そこに見えるのは今一番会いたくもなければ顔も見たくない相手なわけで………。
どうしたものかと、俺はしばらくそのまま様子を伺う。
「はぁ………」
しかし、いつまで経ってもにこにこと薄気味悪い微笑みをたたえ、その場を動こうとしない人物に、仕方なく俺は扉を開けて迎え入れることにした。
「なんか用か………山田」
「ふふふ、やっぱり中に居たんだね。センパイ」
そうして、こちらの都合などまるで構わないといった強引さで、許しも得ずに靴を脱ぐとそのままずかずかと家の中へ入っていく山田に、俺はもう今日何度目になるかわからないため息を吐くしかなかったのだ。
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