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泳いだり潜ったり。4
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梓side
二人に教えてもらいながら
泳いでみたり、また潜ってみたりしていたが…
「なんて言うか…」
「うん…、なんて言うんだろね…」
何一つ上達しないどころか、試しに泳いだ時より
泳げなくなっている気がするのだ…。
二人にもそれが見て取れるようで、
慰めようとして くれているみたいなのだが
二人とも真剣に考えていてそれでも
慰めの言葉が全く出でこないようだった。
「正直…、梓先輩の努力不足と言うよりは…」
「零ちゃんの言いたい事は分かるけどね…」
何やら二人には打開策があるみたいだ。
プカプカと浮きながら他人事のように見ていると
二人揃って俺の方を向いて
「「梓先輩、何か (海に) トラウマありません?」」
「…え?」
話していなかったことを言い当てられて
内心かなり吃驚していた。
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