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泳いだり潜ったり。8
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梓side
俺が海で泳げなくなったのは、
一度溺れかけた事がきっかけだった。
初めて行った時、波に足を取られてそのまま
沖のほうに流されそうになり
慌てた俺はバタバタと暴れてしまったので
身体が水に浮かずといった感じた。
「だから、プールなら泳げるし結構早いよ〜」
「「なるほど…」」
「ねぇ、もう一回チャレンジしていい〜?」
そう言うと、二人は目を見開いた。
しばらく考える様な表情をして
いきなり、二人同時に抱きついてくる。
「「梓先輩、僕たちがついてるから」」
「え?」
「「安心してくださいっ!」」
その言葉を聞いたあと泳いで見ると、
驚くことに泳げる様になっていた。
泳げなかった原因は、俺の心の問題だった様だ。
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