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繰り返す日々。1
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秋乃side
白が目覚めてから一年。
今日は、組の方に挨拶に行く。
半年ほど自傷行為は続いたが
その度に、僕は抱きしめて介抱した。
その甲斐あってか今ではほとんどなくなり
精神的にも安定していた。
記憶は初めの時以来、混濁することは無かった。
「白〜?準備出来た〜?」
「うん」
幼い感じの喋り方は変わらないが
そろそろ人と関わらせた方がいいだろう。
「ねぇ、黒。手…」
「はいはい、どうぞ〜?」
あれ以来、白は甘えたになり
僕の側にいることが多くなった。
物覚えも良く、たまに仕事を手伝ってくれる
「はよ〜!若いる〜?」
それからしばらく待つと、奥から春人が
物凄く機嫌が悪そうに出て来た。
白は怯えてしまい、僕の背後に隠れる。
「何かあった?」
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