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久しぶり。6
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秋乃side
ご飯を食べていると、
ほんの一瞬だけ微かに笑った白に
僕も夏にぃも驚き固まる。
白は少しだけ首をかしげるが
またご飯を食べ始めた。
「白、可愛い…」
「せやね、かわえぇ…」
「むぅ…?」
まだ口に入っているのか、もぐもぐしながら
首を傾げて不安そうな顔でこっちを見る。
頭を撫でてあげれば、目を細める。
「白、笑ってるの〜?」
「むぅ〜!」
どうやら、目を細める行動は
白の中では笑っていたようで、怒られてしまった。
しかし、そんな怒った表情もまた
無表情に近くて頑張っているのが分かり可愛い。
「白、こっち見て…」
「なぁに?」
「あ〜んっ」
「はむっ…、もぐもぐ…」
むすっとして箸を止めていたので
口の中に小さめなお豆腐を入れてあげれば、
もぐもぐと口を動かして食べていた。
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