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朝日上りて 1
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秋乃side
朝日がカーテンの隙間から差し込んできて
僕は目が覚めた。
一瞬自分の家でないことに驚いたが
直ぐに昨日海に来たと思い出しパニックにはならなかった
「白、可愛いなぁ…」
まだ眠っている白の身体は、傷一つ無くなって
真っ白に輝き、とても綺麗だった。
綺麗だったが、少し不安にかられてしまい
白が起きる前に首にキスマークをつけた。
"これで僕のもの" と微笑んで白を眺めていると
もぞもぞっと動いて目を開けた。
「おはよ〜。白、目覚めた〜?」
「黒、おはよ…」
「まだ、お眠かなぁ〜。もうすこに寝てる〜?」
「起きるぅ…。お腹、すいた…」
眠たくて仕方ないのにお腹がすいている様で嫌々ながら
起き上がり、出かけられる様に服に着替え始めた。
僕も、パパッと着替えてホテルを出る。
ホテルのビュッフェでも良かったのだが白が嫌がった。
人が多くて、少し怖くなったみたいだ。
「何食べる〜?」
「サンドイッチがいい…」
「そっか〜。なら、喫茶店でモーニングでも食べよ〜!」
ホテル付近で、歩ける距離にちょうどいい喫茶店を見つけ
中に入ってみると、アンティークな本棚があり
本がたくさん置いてあって、白には丁度いいかも知れない
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