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14日目
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「琉歌もうすぐおじさんたち帰ってくるでしょ?」
「あぁ」
「その日僕送り迎えするから帰りなよ〜」
「………は?」
「僕が好きで離れたくないのも分かるけどそんなに驚愕しなくても〜」
「いや…なんでもない…分かった」
「楽しみだね〜僕久しぶりに会うな〜」
「そーいやそうだな」
「おじさん達に僕、お嫁になりましたって報告しなきゃな〜!」
「絶対辞めろ。」
「怖いぞ顔が」
ほっぺツンツンしても機嫌が悪くなるだけだった
「明日には戻れるように手配しておくね〜」
「明日…?そんなに急がなくても…」
「もうすぐしか聞いてないんだからいつ帰ってくるか分かんないでしょ〜?」
「まぁな」
「急がば回れって言うし!」
「回ってるけどな」
「…。」
「なんか言えよ」
こんな会話も出来ないかもな…
「いや、回るんだと思って」
「あれ回るんじゃねぇの?」
「分かんないな」
明日…帰らせたらしずえも解雇しなきゃな…
「ご馳走様でしたしずえさん美味しかったですいきなりにはなりましたがお世話になりました」
「こちらこそ坊っちゃんがお世話になりました」
「二人共〜一生の別れじゃないんだからさ」
しずえは僕がちっちゃい頃から居るから本当なら付いてきてほしいが…
「まぁ、確にな」
「キャリアケースが必要であればお持ちいたします」
「いや、いきなりだったんで荷物さほど無いんですよ」
「作用でございますか」
「おい、手伝ってくれ」
「はいはーい!ダーリンの荷造り頑張らなきゃ」
「俺はもうツッコまないぞ」
「やーん!置いて行かないで!」
手を繋いで部屋に向かう
「琉歌の両親いつまでいるの?」
「どーだろうな…持って8日?かな」
…僕と一緒か…
「長いようで短いねぇ…」
「両親帰ってきたら知らせてやるから遊びに来い」
「ほんと!?待ってる!」
「30秒で来いよ」
「無理だよ!?」
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