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6、
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ガンッ
「もう、今日はそれくらいでいいだろ。」
…やっと終わる…
「えー?これだけ?智貴優しいねー」
え?僕を構ってくれたの……?
「優しくねーよ。明日もっとやればいいだろ。だってこいつの友達いねーんだから」
「あっはは!!!そうだね!!そーゆーことだから、じゃあね。孝介くーん(笑)」
…だよね。知ってた…少しでも期待した僕が馬鹿だったよ…
「うっ………ひっ…く」
悲しい…涙が止まんないよ……まあ、……いつものことだけど。
僕は痛い体を無理やりおこして、誰もいない道を通って家に帰った。
「……うわ…傷…増えてる…痛いな…………………。いつになったら…お、わるん…だろ…」
ねぇ、智貴。僕はいつまで我慢したらいい?僕がこのまま我慢したら終わるの?そしたら、智貴ももう一度笑ってくれる…?
それとも、僕のことをこうやって殴ってたら笑顔になるの…?
でも、そんな笑顔僕は嫌だよ……
「教えてよ……智貴……」
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