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ずっと好きだった国影11【金田一】
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何で…
どうして…うまく行くんだ
影山はあんなに強く無かったはずだ。
あれは小学生の事だった。
俺の友達が言っていた。
影山がある女の子に告白をしたが
その子がいじめを受けていた所を見たのに
怖くなって助けられなかったと聞いた。
だから、写真を撮って加工をしてもらったのだ
なのに…影山は国見を助けた。
俺は許せない。
国見が好きなのに国見は俺を見ていない
俺を見てほしいから責められている時
俺が助けるという作戦だったのに
影山が国見の手を引いて行った。
「追いかけなくていいのかよ?」
「もういい。協力してくれてサンキュー」
「おう…。じゃあやってもらおうか。約束した事」
「……。ふぅ…分かった。やるよ」
「マジで!」
「じゃあーやってもらおうか」
「金田一。何をするんだ?」
「影山…。国見…。どうして…」
「金田一がなんか様子がおかしかったから」
「国見は人の様子をよく見てるよな」
「うん。そういう影山もそうじゃん」
「うっ…そんな事無いし…。」
「あのさ。何しに来たんだよ」
「「あっ…ごめん」」
「金田一…俺等にこんな事をさせたんだ。だから約束した事やってもらわなきゃ気が済まねーよ」
「…………。」
そりゃあそうだ。
俺が頼んだんだから約束をしなきゃいけない
「約束ってなんだ?」
「影山には教えねぇよ」
「でも結局俺らには迷惑にはなってねぇし別にいいんだけど」
「確かに別に怒ってないしいいかな〜って」
「影山…国見…。」
「桧山もう俺達も怒ってないし。別に金田一に約束をしなくてもいいと思う。何か理由があるのかよ」
「…………。分かった。もういいよ。だけど金田一。もうこんな事を俺に頼むなもう面倒な事はしたくない。」
「分かった。」
「ったく何だったんだよ」
ざわざわ
皆が教室から出て行く。
「影山、国見ありがとう。」
「別に…いいよ」
「大丈夫だ。今度からこんな事するなよ〜俺も大変なんだからよ。」
「おう。悪かったな」
「まったくだよ金田一」
「影山、国見…ほんとに悪いごめん今度何か奢る!」
「よし。キャラメルケーキーとキャラメルラテね!」
「わかったよw」
こうして許してもらう事になった。
本当に優しいな。
そして国見には
キャラメルケーキーとキャラメルラテを奢ったのだ
影山はいらないと言われたけど、
ブラックコーヒーを奢った。
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