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目覚め
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「どうしたんだ…?」
よく知った声が聞こえて、
ボクは慌てて涙を拭った。
チョロ松
「…おはよ、カラ松兄さん」
咄嗟に机の上の宝石を
兄さん達が隠してくれた。
カラ松
「あぁ…トド松?」
トド松
「っ…な、なに?」
カラ松
「……泣いていたのか?」
近付いて来たと思ったら、
兄さんの指がボクの頬を掠めた。
トド松
「べっ…っに……泣いてないよ…」
何とか取り繕うと
ボクは兄さんから離れた。
カラ松
「……そうか」
兄さんはそのままボクから離れて、
部屋を出ていってしまった。
足音が2階で止まったから、
多分また布団に戻ったんだろう。
チョロ松
「それで…どうする…?」
隠した宝石を、
机の上に戻してボク達は机を囲んだ。
トド松
「……ボク、取り敢えずデカパンに聞きに行ってみる」
一松
「……僕も一緒に行く」
トド松
「一松兄さん…?」
一松
「今のトド松一人にするの心配だし…」
チョロ松
「…それじゃ、トド松の事は一松に任せるとして、
僕達はどうしよっか」
おそ松
「取り敢えず、
カラ松探って見るしかねぇんじゃねぇの??」
十四松
「…」
チョロ松
「それじゃあ…取り敢えず探ってみよっか」
トド松
「それじゃ、行ってきます」
一松
「行ってきます…」
一松兄さんと一緒に家を出る、
デカパンに調べて貰うために、
宝石を少しだけ、持って。
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