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ミスコンの代表に選ばれてから一週間。
今日もれーくんのお家にお邪魔してる。
つい先日、僕の衣装を作らないといけないから採寸をしようということになって、クラスのみんなに制服をひん剥かれそうになった。
れーくんが止めてくれたのだが、採寸をしないと衣装の作りようがないと桜井くんもクラスのみんなも怒った。
『じゃあ責任持って王子が測ってきてや。俺ら触ったらあかんねやろ?』
と、そういう訳だ。
「広翼、そんな格好してると襲うよ?」
「……っ?!」
お風呂から上がってれーくんのベッドの上で突っ伏していると、後にお風呂を上がったれーくんが部屋に入ってきてびっくりした。
「採寸しよっか」
「うんっ…」
「じゃあ立って、腕横にピッて伸ばして」
「こう…?」
「そ。ちょっとそのままね」
腕を横に伸ばすと、れーくんが僕を抱きしめるようにメジャーを巻く。
胸囲の他にも着丈や肩幅、股上やウエストなど衣装に必要なところを全部測られた。
なんか恥ずかしい…。
ヒップや股上を図られる時なんて、声が出そうになってヒヤヒヤした。
「全校生徒に広翼の女装見せびらかすなんてことしたくないんだけど、やるからにはとびきり可愛くならないとね」
「可愛く……」
可愛くなったら、れーくんは振り向いてくれるの?
ついそんなことを口にしてしまいそうになって、出そうな言葉を寸前で抑えた。
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