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秘密の話をしましよう
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「た〜く〜み〜くーーーーーん!♡♡」
10分休みが始まると
どっからか甲高い女子の声が近づいて来る…
それも1人2人じゃない……
(どうしよ…逃げるっても10分ずっと走るのもなぁ)
必死に唸って考えた
いっそ寝たふりでもしようかと考えたけど、
きっとあの女子たちは耳元で甲高い声で俺の名前を呼び
揺すってでも起こそうとするだろう。
……想像しただけでうるさくてうざい。
こんなこと考えてる間に声の元はとうとう
俺の横まで来ていた。
やばい。
なんでもいいんだ、10分こいつらから凌げれば…!!!
そう思って慌てて口から出た言葉は
「あ……っと…俺こいつとちょっと……えっと…誰にも聞かれたくない話し、そう!秘密の話あるから今はだめ。」
なんて歯切れの悪すぎる嘘だった。
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