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余裕ない二人
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「真広…挿れるよ」
どれくらい弄られてたかは分からない
拓海は指を抜くとまるで今にも壊れそうな儚いものを扱うみたいに俺の腰を持つ
身体検査なんて言うから散々体を弄られるのかと思ったけど特に奏田とのことは聞いて来ないしむしろ拓海はどこか寂しそうな顔をしてる
なんでそんな顔…とかそんなこと言う余裕は俺にもなくて
ただただ余裕のない二人がそこにいた
「……あっ……ッ!」
ぐぐぐっと入ってくる拓海のものをしっかりと感じる
反射的に涙目になる俺の頭をゆっくり撫でて
大丈夫大丈夫
と言い聞かせる拓海に胸がキュっと締め付けられる
顔が熱い…………
「ッ……その顔は反則だよ馬鹿…」
そんなこと言われてもどんな顔してるのか自分じゃ全く分かんない。ただただ熱くてただただ恥ずかしい。
けど拓海が宥めてくれてたおかげでそんなに怖くない
無意識のうちに腰が揺れる
そんな俺の行動にピクッと反応してふわっと笑った
「ごめ、真広………俺余裕ないや…」
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