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鬼のドSスイッチ
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……………
『ん』
「あぁ…終わったか。」
赤ペンで採点する鬼嶋を何となく眺める
「流石だな。全問正解だ」
『ハッ当たり前だろ』
「んじゃ、今日はこれまでな。
そうだ…火、水、木の週3日で来るから
今日みたいに宿題…課題が出されてない時はこのプリントを少しずつ難しくしていって、課題が出された場合はそれを分かりやすくやっていくからそのつもりで。」
『はいはい。』
「んじゃ、俺はもー帰ろうかな。」
そう言って立ち上がった鬼嶋がピタッと止まった
『…?』
首を傾げていた俺に振り向いて鬼嶋がニッと笑いながら言う
「手、離してくれねぇと帰れないんだけど…?」
『…っ!!!!』
なんでこいつの服なんか…
勢い良くバッと離した俺の手を絡めとりながらアイツが耳元に近づいて囁いた
「ほら…言っただろ?
“おねだりしないと何もしねぇ”って」
『なっ!!!!べ、別にして欲しいとか言ってねぇし!!!!』
何でいきなりドSスイッチ入るんだよ…
「秋人ちゃんってば焦っちゃってかーわいい♪」
『うるせぇっ!!!!
秋人ちゃんって呼ぶなっ!!!!
大体アンタが!!!!』
「…アンタが?」
あのニヤニヤ顔で聞いてくるコイツは俺が絶対何が言いたいか分かってる
『い、いいからもう帰れ!!!!』
「あれれ?秋人君ってば自分から引き留めておいてそんなにそっけなくしちゃうんだ?」
『うるさいっ!!!!…っ!?』
ずいっと顔を近づけて
「強気な秋人君の為に俺からしてやるよ
嫌だったら抵抗しないと知らねぇよ…?」
『そんなのっ…んっ…ふぁ…やめっ…あ…』
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