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人影 R15?????
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ー数時間後ー
「っし…今日はこんくらいか
で、分かったか?」
『あぁ』
ムカつくけどコイツは本当に教え方が上手いと思う
「良かった
じゃあ帰るか。」
良かったと言って微笑んだ鬼嶋に
心臓が高鳴る
何だよこれ…
『今日は外まで送る』
「ハッ…今日は珍しく素直じゃねぇか
なぁ…何で?」
『知らねぇから顔近づけんなっ』
近づけて来た顔を押し返して立つ
「ハハッ…わりぃわりぃ」
悪気があるんならもうちょい
ちゃんと謝れよっ!!!
ガチャ
部屋のドアを開けて鬼嶋が出たのを確認すると電気を消して廊下を歩く
『思ったんだけどさ、何で俺の家庭教師になってんだよ』
昨日から疑問に思っていた事を鬼嶋に聞くと
どうせまた生徒の実力を伸ばしたいからとか言うんだろうと思っていた俺に予想外の言葉が返ってきた
「お前が、秋人が好きだからだろうな」
『は?……………っ!?』
ぶわぁぁぁぁっと自分でも分かるぐらいに顔が熱くなった俺を見て笑った鬼嶋にからかわれた事に気がついた
『てめぇっ…からかうなよ!!
っていうかお前に好きとか言われても嬉しくねぇし!!!!
大体な…』
そう言った瞬間ムキになって喋りまくる俺に聞こえないくらい小さな声で鬼嶋が呟いた
「…からかった訳じゃ無いんだけどな。」
『あ?』
「なんもねぇよ笑」
階段を降りて靴を履きながら笑って答える鬼嶋にまぁ良いかと思い、俺も靴を履いて外に出る
「よし、んじゃさようなら。」
あ………!!!!
『ちょっと待て』
庭の中の道を通って門を出たアイツを呼び止めた
「ん?どうした……………っ!!!!」
近付いてきた俺に振り返った鬼嶋の言葉を唇で遮る
何の反応も無いのを不審に思い、閉じていた目を薄く開けると目を見開いて驚いているアイツの顔があった
普段は見ることの出来ないコイツの一面にフッと笑みが零(コボ)れると
我に返った鬼嶋が急にキスを深くして来た
『っ…は……ぁ…んっ』
「っ…」
数分後、チュッと小さなリップ音と共に離された俺とアイツの間を唾液が糸を引いた
「どうしたんだ?急に…」
『今さっき俺の事からかった仕返しだ』
フッと笑いながら言うとアイツが一瞬驚いた顔をして
「そうか笑
ありがとな」
と笑いかけて来た
ドクン
ドクン
ドクン
また胸が高鳴った
…何なんだよこれ
!?…これってもしかして……………
カシャッ
『!?』
ふと、どこからかシャッター音が鳴った
でも辺りを見渡しても、人影は無い
?????
『なぁ…今シャッターの音が聴こえなかったか?』
「?…いや、全然。」
気のせいか?????
『そうか。ならいい。
んじゃ、気を付けて。』
「あぁ。」
踵(キビス)を返して帰っていく後ろ姿が見えなくなるまで見送って家の中に入った
その一部始終を見ていた人物が居ることに気付かず。
もし気付いていればあんなことにはならなかったかもしれない。
ー?sideー
『本当、秋人はどうして余所見ばかりするのかなぁ?
俺の躾がたりなかったせい?
そっか。そうだよな。
やっぱりすぐ迎えに行くべきだったんだな。
もうすぐ…迎えに行くよ。秋人』
そう言って秋人の家を背に暗闇へ去っていく男の口元はこれからの事を想像するかの様に笑っていた
作者コーナー!!!!うえええええい(°▽°)
今の雰囲気からこれは…空気読めよ。と思った方。
作者はクソだということで許してください_(..)_
このテンションのまましてるとこーなるものなのだよ!!!!……………はい。
あ、本題。
なななななんと!!!!アクセス数が10000突破!!!!
パチパチパチパチ
すんごい幸せなのだよ。
いつもこの作品を楽しみにしてくれている方!本当にありがとうございます!!!!
これからもよろしくなのだy((
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