アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
記憶1
-
『ねぇ、伯父さん
どうして僕にはパパが居ないの?』
あれは…誰だ?
背の高い男の人と小さな男の子がリビングのような所に座って話している
顔に靄(モヤ)がかかっているみたいで、顔は分からない
男の子がした質問に男の人は少し間をあけて口を開いた
「秋人のパパはね、お空にいるんだよ」
秋人のパパ…
あぁ、あの男の子は俺か。
と言うことは…伯父さん…。
これは俺の記憶…?
『お空?』
「そう。いつも秋人の事を見守っているんだよ。
寂しい?」
『ううん!伯父さんが居るしママも居るから全然寂しくないよ!!!
でもパパは寂しいかなぁ?』
「ううん。そんな事無いと思うよ?
秋人がパパの事を気にしてくれているのはきっと伝わってるハズだからね」
『本当?????』
声から不安そうな顔をして見上げている事が分かる
「うん。本当」
そこで、その記憶(シーン)が終わった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 71