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せーのっ
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『ーーーーー。』
声に出して読んだ後、席に座る
「ありがとうございました。
次は…」
そう言ってぐるりと教室内を見渡した後、ある一点で止まった
「……」
視線の先には気持ち良さそうに寝ている悪友、俊輔の姿
すると、何を閃(ヒラメ)いたのか、黒板に何かを書き始めた鬼嶋
???
そこには
『起きろ』
の文字
振り向いたアイツは小さな声で
皆で叫んで下さいと言った
あぁ…そう言うこと…
皆が納得したように頷くなか、
アイツが小さな声で言った
「せーの」
その合図で皆が大きく息を吸って…
「「「「「起きろーーーーー!!!!!!!!!」」」」」
「うおっ!?」
クラスの何十人もの人の声が俊輔に向かって届く
ガタガタと盛大な音をたてながらイスごとひっくり返った俊輔が打ったらしい頭をさすりながら、何事かと辺りを見回しながらこっちを見て目線だけで説明を求めてきた
とりあえず、鬼嶋を見ろと視線を返す
「おはようございます。榊さん
眠りを妨(サマタ)げたくなかったのですが、いつも寝ている榊さんの学力が心配だと黒澤さんが言っていたので…」
え、俺…!?
「秋人…お前後で覚えてろよ…」
いやいやいやいや睨むなよ!!!!!!
黒いオーラが出てるよ!
っていうか回りの女子男子クスクス笑ってないで助けろよっ…!!!!
寝起きとは思えないくらいの黒々としたオーラで睨んでくる俊輔から視線だけそらして鬼嶋を見れば涼しい顔をしていつの間にか女子に聞かれた質問に答えていた
…やっぱり殴っても良いよな!?良いよな!?
「それじゃあ、榊さんも起きた事ですので、授業を始めます」
本当…アイツ性格悪すぎだろ…
ー数十分後ー
キーンコーンカーンコーン
「今日はここまで。」
疲れた…
色々と……
んんーーっと伸びをした後何となく鬼嶋を眺める
あ、
クラスの女子が近づいていって楽しそうに話し始めるアイツを見ると何か胸が痛くなった
何だ…?
文章力を磨きたい…
あ、前話していた拓真×秋人のヤンデレ小説5月10日に出来たら開始しようと思っております(*゜▽゜)_□
今度ともよろしくお願いしますm(__)m
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