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5、大人の時間2
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「はぁ…?何言ってんだ手前…俺は眠いって言ってんだよ…さっさと退きやがれドアホ…。」
布団を剥され、部屋の光が目に入り顔を歪ませる。
「いやぁ?暇だし、ここで中也を襲ってビデオカメラにでも納めたら脅しに使えるなーって…?」
「はぁ…?何考えてんだって…。さっさと退け…眠い…」
自然と目をごしごしと擦り、うつろとした目でだざいを見つめる。どうしても退かない積もりらしく、相手の胸元を押すも疲れている力ではびくともせず大きな溜息をついて。
「だから私は暇なのだよ…だから中也を襲って脅しにする。合理的な考えじゃないか」
「何処が合理的だ。ふざけんじゃねーぞ」
動かせないことが分かれば睨み乍らぎゅーっと太宰の頬を抓る。
「いひゃいいひゃい…もう…諦めて私に襲われてれば??」
手を掴まれ、ベットへと押し倒される。びっくりするほどに力が強かった。いや、それ以上に、自分の体力が限界に近いのだと感じた。今襲われれば確実に明日は動けない。
「ぬかせ。はぁ…ったく…溜まってんなら一人で抜けよ…。なんなら芥川の野郎でも呼んでこようか?」
「芥川君となかやったら私殺されちゃう(笑 中也ぐらい、『小さければ』別だけれどね…??」
とわざとわしく口に手を当て、くすくすと笑う。もう相手にする気もうせてしまい、どーせ素股ぐらいで終わるだろう。明日風呂で皮が擦り剝けるぐらい洗ってやろう、と思い、「あぁ…もうさっさとやって帰れ。」と言い放った。
「……、だからね中也、大人の時間だって言っただろ…??」
太宰は、俺の口を強引に塞いでいった。
「んっ…!?」
驚きで硬直してしまい、動けなかった。それを見計らった太宰が舌を口腔内に入れ、絡めてきた。
「っ…!?」
その行動で目が覚め、俺は太宰の舌を噛みつけた。血の味がする。
「ま…予想はできていたけど…。使いたくなかったんだけどなぁ…」
一人でぶつぶつ言っている太宰を睨みつけていると、外套の懐からピンク色の液体の入った瓶を取り出した。それを口に含んだかと思えば再び俺の口を塞ぎ中へと流し込んできた。
「っ--!?んっ…!んぅっ!」
得体の知れない液体を飲むまいと吐き出そうとするも太宰の口が邪魔で外に出すことができない。おまけに鼻を抑えられ、飲み込ませざるを得ない状況に陥ってしまった。
「っ…ぷはぁっ…!」
息が持たなくなってしまい、其れを飲み込んでしまった。
「あーあ…飲んじゃった…(笑)」
「飲ませたのは手前だろ―がっ…」
ほんのりと甘い味で、イチゴに近いだろうか…。その液体を飲み込むと、太宰が嬉しそうに笑う。その外道の笑みを浮かべる相手の手には先ほどの瓶を此方に向けて振っている。……、媚薬…だと……!?
「手前っ…!なんてもん飲ませてっ…っん…」
「こうでもしないと中也逃げるでしょ…?ほら、効いてきたんじゃない??」
逃げようともがいた瞬間、服が胸に擦れ、全身に電気が走ったような感覚がして、思わず目を見開いた。クソっ…即効性ってやつか…!
「あの中也でも感じるんだねー…(笑)」
戯言を言い、ニヤニヤと笑い乍見つめる太宰。今直ぐにでも殺したい。
ふと気づくと、自分のモノに熱を感じ始めた。自然と内股になる。
「なに?もう元気になっちゃったの?」
俺の足を無理やり広げ、下腹部を手で突いてくる。触られるたびにびくびくと反応してしまう。声を抑えるのが精いっぱいだ。
「ふふ…残念、まだ触ってあーげないっ」
其処から手を離せば上の服を無理やり脱がし始めた。薬の効果が効きすぎていて、擦れる度に息が荒くなるのが自分でもわかる。
「さぁて…今日は可愛がってあげるよ、ちゅーやっ」
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