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大人の時間4
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「は、ぁ…」
肩で荒く息をする。蕩けた目で太宰を見る。すると太宰は先ほど出した中也の欲を何の躊躇もなく飲み込んでしまった。
「なっ…手前…」
「ふふ、ご馳走様?」
と、笑って見せる太宰を直視できずに顔を逸らす。口元を手の甲で拭い、その場から立ち上がり、ごそごそと自分の荷物を漁った。其処から出したものは潤滑液、所謂ローションを持って帰ってきた。
「おい…手前何故持っているンなもん!」
「んー、私の鞄は四次元ポケ」
「ンな冗談はいいんだよ!ッ冷た…」
そう感じてしまえば時既に遅し、中也の秘部周辺にはドロッとした透明の液体が掛けられていた。
「ぁ…んぅ……」
部屋にはぐちゅぐちゅと厭らしい音と中也の吐息だけだ木霊する。
「中也…中すんごいぐちゃぐちゃ…」
「て、前が…直接中に容れるから、だろ…」
太宰の直ぐ横には空になった潤滑液の容器が転がっていた。中也の中に直接流しいれたのだ。
「ふふ、偶にはこういうのも良いだろ?」
「良い訳な、ぁあ!?」
良い訳ない、と、太宰の言葉を否定しようとすると相手の指が中也の前立腺に触れ、甲高い声を上げる。其れを聞いた太宰は「此処かい…?」と、反応した位置を重点的に擦りあげる。其れに答えているかのように中也は甘い声を出し続け、腰を浮かしていた。
「そ、こ…っは…や、ふぁ…ぁ…」
中也の目は蕩けていて、太宰のことを直視ししていた。それに太宰はドキッとし、ぎりぎりまで抑えていた理性を切らせ、中也の弱い部分を思いっきり引っ掻く様に弄り始め、それに加え、前を思いっきり扱き始めた。
「ひゃぁ、ぁ、ま、イっ…やぁあ…!!」
いきなり迫りくる快楽にいとも簡単に飲み込まれてしまった中也は欲を吐き出した後、ぐったりとして布団に体を預けていた。
「…中也ぁァ、大丈夫ー?」
太宰はペチペチと頬を叩く。すると中也は蕩けた目で太宰をぼーっと見つめる。ちょっとヤリすぎちゃったかな、なんて呟けば無意識に中也の頭を優しく撫でる。其れに答えるかのように中也は普段見せないような笑顔ではにかみ、太宰の手に擦りついた。
「中也…君、何時からそんなに可愛くなっちゃったの…」
「……?」
意識が曖昧な中也は頭に疑問符を浮かべ、首を傾げる。それに太宰は苦笑すると、中也の意識がはっきりするまで、暫く頭を撫でながら待っていた。
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